外壁塗装の期間はどれくらい?着工から完了までの工程と生活への影響
12月 22, 2025

大阪市で塗装専門店としてご相談を受ける中で多いのが、外壁塗装って実際どれくらいの日数が必要なのか、工事中は普段どおり暮らせるのかという不安です。
結論からお伝えすると、一般的な2階建て住宅(30坪前後)の外壁塗装は、着工から完了までおおむね10日〜14日が目安になります。
ただし大阪は、天候の変化や強風、冬場の乾燥条件などで工程が前後しやすい地域でもあります。私たちは無理に詰め込んだ工程は組まず、仕上がりと耐久性を優先して、数日の予備日を含めた現実的なスケジュールでご案内しております。
塗装は早ければ良い工事ではなく、乾燥時間と下地づくりを守ってこそ長持ちする工事になります。
一般的な2階建て住宅(30坪)の工期目安は10日〜14日
外壁塗装の工期は、建物の大きさだけでなく、下地の状態、塗料の種類、付帯部の範囲、そして天候で変わります。10日〜14日は、足場設置から洗浄、下地補修、3回塗り、足場解体・清掃までを、適切な乾燥時間を確保しながら進める前提の目安となります。
大阪市内は、建物が密集しているエリアも多く、隣家との距離が近い現場では養生や飛散対策、動線確保にも手間がかかります。
そうした条件も踏まえて、現場ごとに最適な工程を組むのが私たち塗装専門店の役割です。
工期に影響を与える主な要因
| 要因 | 影響内容 |
|---|---|
| 住宅の規模・形状 | 塗る面積が増えるほど日数が必要です。凹凸が多い外壁や3階建ては工程が伸びやすくなります。 |
| 外壁の劣化状況 | ひび割れ、浮き、剥がれ、シーリングの劣化が多いほど下地補修に日数がかかります。 |
| 使用する塗料 | 塗料ごとに乾燥時間が異なります。乾燥を守れないと膨れや剥がれの原因になります。 |
| 塗装回数 | 基本は下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りですが、下地の吸い込みが強い場合は追加が必要なことがあります。 |
| 職人の人数 | 人数を増やせば早くなるとは限りません。品質を守れる体制で進めることが重要です。 |
| 追加工事の有無 | 屋根塗装やベランダ防水、付帯部補修などを同時に行うと、その分日数が追加されます。 |
天候(雨)による工期の延長が耐久年数を伸ばすためには必要です
外壁塗装は天候に左右される工事です。雨の日は塗装ができません。
無理に進めると乾燥不良や密着不良につながり、数年後の剥がれや膨れの原因になります。
また、大阪は風が強い日もあり、強風時は飛散リスクが高まるため作業を調整する場合があります。
気温や湿度が基準に合わない日は、乾燥時間を延ばしたり、工程を入れ替えたりして品質を守ります。工期の延長は不安材料になりがちですが、長持ちさせるために必要な判断だとご理解いただけますと幸いです。
日別の工事工程とお客様がやるべきこと
【1日目】足場設置(音が出ます)
初日は足場を組み、飛散防止ネットを張ります。
大阪市内は道路幅が狭い現場もあるため、搬入・搬出の導線や近隣への配慮も含めて段取りします。
足場は安全のためだけでなく、仕上がりを安定させるための大事な準備です。
お客様にお願いしたいこと
- 家まわりの植木鉢、物干し台、自転車などの移動。
- 駐車スペースや工事車両の停車位置が必要な場合、事前にご相談する場合がございます。
- お子様やペットが作業エリアに近づかないように注意してください。
【2〜3日目】高圧洗浄と養生(窓が開けづらい期間)
外壁の汚れやカビ、コケ、古い粉(チョーキング)を落とす高圧洗浄を行います。
ここを丁寧にやらないと、どんな高性能塗料でも密着が落ちます。
洗浄後は窓や玄関まわり、給湯器、室外機などを養生して、塗料が付かないように保護します。
お客様にお願いしたいこと
- 洗浄中は窓・ドアを閉めて、水の侵入を防ぎましょう。
- 養生期間は洗濯物が外に干しづらくなるため、室内干しやコインランドリーの準備をしておくと安心です。
- 車・自転車は塗料飛散対策として移動またはカバーをおすすめします。
【4〜9日目】下地補修・塗装3回塗り(臭いが気になる場合があります)
塗装の品質は下地で決まります。
大阪市の住宅はサイディング外壁が多く、シーリングの劣化や細かなクラックが出ているケースもよくあります。
私たちは塗る前に補修をきっちり行い、その上で下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りを基本に仕上げます。
下地補修
ひび割れ補修、浮きや欠損の補修、シーリングの打ち替え・増し打ちなどを行います。
ここを省くと、見た目が綺麗でも早期不具合につながりやすいです。
塗装3回塗り
| 工程 | 目的 | 詳細 |
|---|---|---|
| 下塗り | 密着性を高める | 外壁の吸い込みを整え、中塗り・上塗りがムラなく乗る状態を作ります。 |
| 中塗り | 塗膜の厚みを確保 | 塗料性能を発揮させるための厚みを作ります。ここで色が見え始めます。 |
| 上塗り | 美観と耐久性を完成 | 色ムラを整え、防汚性や耐候性など塗料本来の性能を仕上げます。 |
早く終わらせるために乾燥を詰める工事は、数年後の膨れや剥がれにつながりやすいのでおすすめできません。
お客様にお願いしたいこと
- 塗装中は窓を閉め気味にして、臭いが入るのを抑えましょう。
- 臭いに弱い方、小さなお子様、ペットがいる場合は、事前にご相談ください。
塗料選びや換気タイミングを調整します。 - 塗料が乾くまでは外壁に触れないように注意しましょう。
工事期間中の生活に関するQ&A(洗濯物、外出、エアコン)
工事中は少なからず制限がでてしまいますが、事前に知っておくと負担を減らすことができます。
私たちも大阪市の住宅事情を踏まえ、できるだけ生活への影響が少ない段取りを心がけています。
生活への主な影響と対策一覧
| 項目 | 主な影響 | 対策・注意点 |
|---|---|---|
| 洗濯物 | 外干しが難しい | 室内干し、浴室乾燥、コインランドリーの利用 |
| 窓の開閉・換気 | 養生中は開けにくい | 換気扇や空気清浄機を活用し、必要なら作業時間を確認 |
| 外出・帰宅 | 足場があるため足元注意 | 出入り口の動線を確認し、必要なら職人に声かけ |
| エアコン | 室外機養生が入る場合あり | 基本使用可能。排熱に影響が出そうならすぐ相談 |
| 車の駐車 | 飛散リスクがある | 移動できるなら一時移動。難しい場合は養生方法を相談 |
| ペット | 騒音・臭いでストレス | 室内で過ごしやすくし、散歩時の動線を確認 |
各項目のQ&A
Q. 外壁塗装中に洗濯物は外に干せますか?
A. 基本的に外干しはおすすめしません。
塗料の飛散や臭い、高圧洗浄の水しぶきが付く可能性があります。
外干しできるタイミングがある場合は、当日の作業内容を見てこちらからお声がけさせて頂きます。
Q. 工事期間中も外出や帰宅はできますか?
A. もちろん可能です。
足元やお子様が外壁に触れないよう見守って頂けますと幸いです。
Q. 外壁塗装中にエアコンは使えますか?
A. 基本的に使用できます。
室外機は必要に応じて養生しますが、稼働に影響が出ないように配慮します。
排熱がこもりそうな場合は、すぐに養生を調整しますので遠慮なくお声がけください。
Q. 窓の開閉や換気はできますか?
A. 養生中は開けづらい期間があります
換気扇を活用していただくか、窓を開けられる際はご相談頂けますと幸いです。
Q. 工事中の騒音や臭いはどのくらい気になりますか?
A. 音は足場設置日と高圧洗浄日に出やすいです。
臭いは塗料の種類により差があり、乾燥が進むほど落ち着きます。
気になる場合は、低臭タイプの塗料提案や工程調整も可能ですので、事前にご相談ください。
最後に|工期よりも「長持ちする段取り」を大切に
外壁塗装は、10日〜14日という日数だけで判断すると分かりにくい工事です。
本当に大切なのは、下地補修を丁寧に行い、塗料ごとの乾燥時間を守り、天候に合わせて無理なく進めることだと思います。
ここを守ることで、見た目の美しさだけでなく、塗膜の持ちや住まいを守る力が大きく変わってきます。
工事期間中は、洗濯物や窓の開閉、音や臭いなど、多少のご不便が出る場面もあります。
だからこそ私たちリキれんは、大阪市の住環境や近隣距離を踏まえながら、事前説明・近隣配慮・養生の丁寧さまで含めて、安心してお任せいただける段取りを徹底しています。
もし工期や生活への影響が不安な場合は、遠慮なくご相談ください。
ご自宅の状況に合わせて、必要な日数の目安、工事中に気をつけたいポイント、臭いを抑える塗料の選び方まで、分かりやすくお伝えさせて頂きます。
ご家族が落ち着いて過ごせるように配慮しながら、住まいがこれから先も長く守られる塗装工事をご提案いたします。